図々しさに驚き

友人が引っ越しをしたいということで、一緒に賃貸のお店についてきてとお願いされました。
以前賃貸ショップで働いていたので、知識は多少あるため何かしら頼りにされます。
私としては少しでも役に立てるのなら嬉しいことですので、休みを合わせていくことにしました。
次はここに住みたいという町を下調べして、お店に向かいます。
予め電話で予約をしておいたので、担当者の方が快く迎えてくれました。

あらかた条件を伝え、色々と物件の情報を出してもらいました。
やはり一長一短といいますか、いい条件だと当然家賃は高く、安いと古くて駅から遠くなりますね。
その間をとるのが難しいのですが、少しずつ絞っていきひとまず3件見学にいくことになりました。
車で行くので全部回って1時間くらいで済ませることができました。
実際に現地を見て「これがいい」というのが決まったので、「家賃の減額交渉などお願いできますか」と営業さんに伝えました。

実際に減額にならなくても、言うだけは言ってもらったほうがいいのです。
1000円でも安くなれば、1年で1万2千円ですからね。これはかなり大きい金額です。
わかりました!頑張ります!と笑顔で答えていただき、さてそろそろ帰ろうかとしていた時。
横に座っていたカップルのお客さんが何やら煩く騒いでいます。
何事かと思ってみると、仲介手数料は払わない。タダにしないのであれば他の業者に行く、と駄々をこねているのです。

町の賃貸やさんが何で収益を上げているかといえば、手数料収入が主になります。
借りる側と貸す側の間に立つことで、両方から規定内の手数料をもらえる仕組みになっています。
それが商売であるにも関わらず、その客は手数料を払わないといっているのです。
紹介だけさせて他の業者に行くというのですから、これは半ば脅迫のようなものです。
なんて図々しい人なんだろうと思っていましたが、一緒に来ていた女性のほうは知らぬ存ぜぬで爪をいじっています。

結局営業さんが折れて手数料0でやることになったのだそうです。
私たちは普通に払うわけですが・・・と担当さんに言うと、その分家賃交渉を頑張りますと言ってくれました。
人を動かすには対価が必要で、それはこの世の中当たり前のことです。それがあるから、安心して依頼できるのです。
基本的なところがわかっていないのだなと思いました。
ああいう人はいずれ大きな損をするようになるのです。人間全て、因果応報ですからね。

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